関西学院大学探検会

宇山、ひめさか、牛追い、沢登り、料理合宿報告書

隊長坂井洋右

土曜日、朝五時。俺はザックにシュラフをを詰め込んでいた。しゃぶしゃぶとぷよぷよと寝不足で頭が朦朧としていた。でも、今日から合宿である。

準備、ミーティング

山行届けを書く。ぎりぎり一週間前に書く。明さんに手伝ってもらった。書きあがった。何とか間に合った、と思った。会長の印鑑がなかった。仕方が無いから、拇印をした。顧問の印鑑をもらいに行った。顧問がいなかった。
ミーティングをした。ごたごたしたけど、ちょっとした作戦をたてた。

山行届けは早めに書きましょう。また、会長は印鑑を常備しましょう。あと、顧問の行動をチェックできたら申し分ありません。
ミーティングは大切です。なんとなく気合いが入っていいです。

起床、出発

インターホンがなる。時計を見る。げーっ。

合宿前は早めに就寝し、そして早起きしよう。

集合、移動

宝塚に着く。遅れる。出発。176号線は混んでいると思われるたので、裏道を使い三田へ。三田のファミリーマートで休憩。数名が車に酔い、吐く。

車酔い対策はちゃんとしなければいけませんね。どうすればいいんでしょうか。ドライバーが気を使って運転するのが一番かもしれません。

高速道路

ぐいーんと走る。

合宿中はゆったり走りましょう。

買い出し、食事

高速を織り手すぐの土産物屋さんによる。笛を買う。新見の町で食堂を探す。みんな閉まってる。こまった。
町外れのスーパーでちょっと買い出し。その後A―COOPでまた買い出し。それからひなびた酒屋で酒の買いだし。

買い出しは効率よくしましょう。

宇山にて

なんとか宇山につく。2時間以内に帰ってこなかったら私が潜るということにして、宇山隊以外はひめさかへ向かう。なんとかひめさかにつく。テントを張る。ひめさか隊は前調査へ、食料は食事の準備、私は宇山へお迎え。
なんとか宇山につく。二時間経過。一応着替えはじめる。着替えおわる。帰ってこない。うーん。ちょっと心配。一応歩きはじめる。帰ってこない。うーん。くらいよー。でもナイトハイクっぽくていいかも。洞口につく。帰ってこない。うーん。一応潜りはじめる。帰ってこない。うーん。一人で潜るのって、思ってたより面白いぞ。ぴー。笛を吹く。うーん。緊張感の無い音が響く。
結局無事だった宇山隊。かなり奥まで潜ったらしい。どこまで潜ったか詳細に書きたいのだが、その任は宇山に潜ったメンバーに任せる。駐車場でたき火をする。星がきれいだった。流れ星がぽつぽつ降る。烏龍茶をバールであたためる。ふー。夜空を見ながらゆったりする。ちょっと寒いけど。しばらくしたら副隊長がやってきた。前調査の結果、ひめさかは潜れないらしい。

行動時間を守りましょう。でも、俺が隊長だったとしても、時間守って途中で引き返すような事はしなかっただろうなぁ。いってたやろうなぁ。最深部行きたかったなぁ。
火にかけてるバールの柄は熱いです。気をつけましょう。
あと、骨盤。

夕食

リッチな夕食。甘酒。

いい感じです。

起床、出発

目覚し隊長が背任。時計があっていなかったらしい。情状酌量の結果、不起訴。冷え性で眠れなかったらしい。
ほったらかしにしていた、夕食につかったものが一通り凍っていた。冬を感じた。
たらたらしていて撤収、出発が遅れる。

時計を合わせよう。
目覚し隊長は冷え性じゃない方がいいでしょう。
余力があれば後片付けをしましょう。
時間を区切って行動しましょう。

牛追いまで

牛追い目指して走る。見つからない。トラックのおっちゃんに道を聞く。見つからない。遊んでるおっちゃんに道を聞く。見つからない。がきんちょに聞く。見つかりそうな感じ。小屋に到着。準備をする。かなり遅くなってしまった。初めての洞くつを探すのはなかなか大変です。かなり時間に余裕を持っておいた方がいいでしょう。

牛追いへ

近くまできているはずだが、まだ洞口の場所が分からない。がきんちょに案内してもらう。
がきんちょが女性隊員に対してかなりやばい暴言を吐く。牛追いがあるという沢まで案内してもらう。

がきんちょは、あなどれません。

本当に牛追いまで

洞口があると思われる沢を下る。ほとんど空身に近い洞くつ装備でもきつい道だ。先行した数人が山狩りちっくに探す。あっけなく見つかる。

山狩りしたかった。

牛追い調査

全員で潜る。すすむ。前後かなり差が開いた隊列で進んだ。河内ほどではないが、かなり狭いところもあった。ヒップバッグをしていったのだが、そのサイズでさえかなりつっかかりじゃまになった。ホールを過ぎ上層部へ行かずに、うろうろしながら水流の方へ進む。で、私の目の前でちひろが滑落。幸運にも無事だった。
勇悟が先行して水流の水源へ向かう。そちらに向かうと上層部へ行く時間が無い。松田谷とちひろが勇悟を呼び返しに向かう。残りのメンバーは待機。
帰ってこない。うーん。行動食、つまりお菓子を食べる。帰ってこない。うーん。お茶を飲む。帰ってこない。うーん。さむいよー。帰ってこない。うーん。
あったかいラーメンがなくてはやっていけなくなったころ、三人は帰ってきた。ミイラ取りがミイラになったらしい。合流後ホールに戻り、少しルートファインディングをした後、予定時刻から大幅に遅れて出洞。

大人数で潜る場合、班わけする必要があるかもしれません。
滑落は完璧に防止する事はできません。レスキュー技術の必要性をまたまた再確認。
あったかいお茶は、とてもいいです。
どんなかばんが洞くつにむくのか考えましょう。
松田谷、ラーメンおごれよ。

牛追いを出て

洞口から出た事に気付いたのは、星が見えたからだ。小川沿いの険しい道を登る。数人の狂った隊員が川の中をばしゃばしゃすすむ。
アスファルトに出る。月がでていた。風がつなぎを少し乾かす。靴がぬれてる。靴下も一緒だ。ヘドランの明かりがくらい。でも月がでていた。

冬の沢は冷たいはずですが、テンションによってはそれを感じない事があります。

帰り

着替えて、出発。高速のインター近くのGSによる。この時、りょうじの財布がないことがわかる。りょうじ号が小屋まで戻る。りょうじ号が帰ってくるまで、私の車はGSの横で待機。合流後、地道で帰る。ラーメン屋で形ばかりのミーティング。途中でっかいたぬきを発見。5mくらいあったんじゃないだろうか。時々意識を失いながら走る。また、車内で異臭騒ぎが起きる。やたらラス臭いのだ。原因は目覚し隊長の足元に横たわっていたピーク1。彼女が限りなく黒に近かったが、眠かったし不起訴。はまちゃんとしろうのいるローソンによって帰る。

ミーティングの時はノートをとった方がいいでしょう。
ラスは臭いです。
ドライバーは意識を失わないようにしましょう。
俺が運転してる時、うしろでうまそうなもん食うのんやめてくれよなー。俺もくいたいんじゃー。
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出発から解散までの、全走行距離をこないだまで覚えていたけれども、今はもう、思い出せない。思い出なんてそんなものさ。
地図を作る役職を作っておいた方がいいのではないだろうか。なかなか地図作りは大変なようだ。
今回の合宿での出費は、いくらだったかな、思い出せないな。
個人の報告書は一週間以内に提出するようにした奉がいいだろう。
タイムテーブルとか、食事のメニューとかをしっかり載せた報告書を作ってみてもいいんじゃないだろうか。

 

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