関西学院大学探検会 |
長良川合宿報告書 補佐:坂井洋右 >簡易タイムテーブル 7/9 21:50尼崎出発 23:30ファミマ六牧橋店 7/10 02:05関、国道156、サークルK 03:30テン場着 04:30ラフト、ダッキーで遊ぶ 06:00起床 06:15朝飯 07:30出発 10:20出艇場所着 11:20出艇 14:50テン場着 16:00テン場出発 16:40出艇 19:00テン場着 7/11 06:00起床 07:05テン場出発 08:30出艇 12:00テン場着 13:10テン場発 14:50出艇 18:00テン場着 19:10テン場発 24:10多賀COCOS解散 >初日、一発目の沈について 坂井洋右 メンバーは、フロントに生駒、三村、リアに大西、えいこ、ラダーマンが坂井だった。沈したポイントは、出発後まもなくの左コーナーの名もなき瀬だった。ラダーマンである坂井、私は沈ポイントの手前の瀬で振り落とされていた。右足がガイドロープ(?)に挟まり、上半身が水に浸かっている状態で、復帰した直後に沈した。浮かび上がってから、人数確認をしたが一人足りなかった。手にしていたのは自らのパドルとクイックロープであり、艇につかまっていた。クイックロープは端が出ておらず、使用できる状態になかった。しばらく、艇を復帰させるか、艇を放棄して残り一人を捜索するか迷っていたが、右岸に先行していた吉田、松田谷を確認し、艇を確保することにした。左岸にて、艇を岸にあげた後に、沈ポイントに戻ると、右岸に、岸にあがることができずにいるえいこを発見。生駒が引き上げるのを見届けた後、艇を復帰させた。 原因: ラダーマンである坂井が落ちていたというのがもっとも大きいと思われる。初日の一発目ということで、メンバーは体が慣れていない状態であった。こういった状態では、ラダーマンの指示はきわめて重要になる。的確な指示が出せていれば、沈は避けることができたのではないだろうか。ラダーマンが一人で落ちるなど論外である。また、メンバー構成が初めてのパターンであり、操艇能力、推進力が把握できていなかった、さらに初見だったことも原因にあげることができるのではないだろうか。 対処: 即座に艇をフリップさせるべきであったのだろうか。艇を捨てて、行方不明者を捜すべきであったのだろうか。三村も艇につかまっていたが、坂井に艇を押し付け、冷酷非常、鬼畜無責任にも離脱したが、パドルを二本持っていたのでよしとする。 その他: クイックロープが使用できる状態になかった。事前の確認が不十分であった。 コントロール性、パワー、経験などによりラインどりがかわってくるのではないだろうか。 落ちたときに右足がガイドロープと船体に挟まれた。危険だった。何らかの対処が必要なのでは。 釣り師に対して: 近くを通る前に一言声を掛けてやるのが良い。彼らは鮎に夢中で、また川音のためにラフトに気づくのが遅い。早目に知らせてやるのが親切である。紛争を避けるためのコミュニケートとしても役立つ。異文化間の紛争は、相互理解が足りないことが原因であることがしばしばある。止むえず、仲たがいするときでも、実力行使は極力避けるべきである。若いあんちゃんと中年のおっさんであるのだから、そりゃやくざなことだろう。 >感想、雑記 新しい川、初めての事前調査、初めてのまともなレスキュートレーニング、何といってもダッキー初体験などなど、新鮮なことが多く、とても有意義で楽しかった。ほやの修復とか、レスキュートレーニングで田辺が吉田を軽んじていたとか、フットポンプロストとか、それぞれのことは、隊長なり各役職の報告書に任せるとして、郡上八幡について少し書いてみようかな、合宿とは直接関係ないけど。 二日目、私と吉田が買い出しに行くことになった。近場に買い出しに使えるような店がなかったので、テン場から北に(多分)十数キロの郡上八幡という町に買い出しに行った。この街は、街から離れている、谷間にあり平地が少ない、ちょっとした観光以外に大きな産業が見当たらない等の地理的要因から創造される物とは少し違う。 中央部は、古い日本風の、地方のまちらしいのんびりした町並みが続く。のれんがはたはたとなびく木造の銭湯があったり、町外れには空間的にも、雰囲気的にも、操業的にも(?)、のんびりしたおもちゃ工場があったり、全体的に、はほんとした感じだ。たいてい、こういった所では、店が機能しておらず、通りが閑散として、町がすたれていきつつあるものだ。でもこの町では、通りの店が回転していて、ちょっとはずれのスーパーの品揃えが多く、つまり経済が回っていて、且つ、古いものと新しい物が共存しているのだ。こんな所は他に見たことがない。なんというか、パラレルワールドのようだった。またいってみたいものだ。次は、ラフティング&郡上八幡探検合宿なんていうのもいいのではないだろうか? |
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