関西学院大学探検会

後立山連峰縦走合宿報告書

場所:長野県白馬村〜大町市
期間:2000年8月12日(土)〜8月20日(日)
集合:8月12日 
費用:¥25000程度

阪本泰人  経 (B)(隊長) 日比野陽平 法 (O)(装備・食糧)  
松田谷聰    (B)(補佐)
大町警察 :0261−22−0110
日程 
8/12 大阪駅発中央線経由で白馬駅着 駅近くにて就寝
8/13 6:00起床 白馬駅6:55−7:15栂池公園−ゴンドラ・リフト−
     栂池自然園9:00−14:00白馬大池
8/14 3:30起床5:30−8:00白馬岳9:00−鑓ヶ岳−14:00天狗         
     山荘 (杓子岳には登らず)
8/15 3:30起床5:30−11:00唐松岳11:30−14:30五竜山荘
8/16 3:00起床5:00−6:00五竜岳6:30−八峰キレット−13:0               
     0鹿島槍13:30−14:45冷池山荘
8/17 3:00起床4:30−爺ヶ岳−冷池山荘−10:30扇沢11:00信濃                            
     大町 

共同装備
5人用テント、テンマ×2、ガソリン用火器、ガス用火器、ランタン、ホワイトガソリン2L、カートリッジ500G×2、ナベ、お玉、しゃもじ、応急医療セット、ラジオ、

個人装備
ザック、ザックカバー、シュラフ、シュラフカバー、シュラフマット、防寒具、雨具、
登山靴、靴ひも予備、靴下、サンダル、軍手、タオル類、ポリタンク2L、時計、ライター、ヘッドランプ、替電池、バール、ブキ、ナイフ、行動食、非常食、救急用品、
トイレットペーパー、ゴミ袋、ポリ袋、地図、コンパス、細引き、学生証、レジュメ、
保険証コピー、

反省・報告
 白馬岳には前々から登りたいと思っていたので、自分にとっては念願がかなった合宿であった。しかも鹿島槍ヶ岳まで、足を伸ばせたのはとても良かった。計画段階では、テン場の都合で、一日の行程が長時間にわたる日もあったが、実際に歩くと、意外と地図のコースタイムに余裕があったので、いずれの日も早めの時間にテン場に着くことが出来た。ここ最近の山合宿では早起きして、早めにテン場に着くようになってきていて、いい傾向であると思った。日の出を見ながらの出発が当たり前になってきた。また今回の合宿では行動時間の短縮のため昼食を作ることをやめて、各自が行動食を大量に持っ
てきて好きなときに食べながらの行動とした。時間の短縮にもなったし、それほど腹が減って困るようなこともなく、個人的には、昼食なしのほうが、メリットが多いと思う。
 今回の行程の山は最初の白馬岳は比較的ゆ緩やかで登りやすかったが、不帰キレットや八峰キレットなどの難所も多く、苦労させられることもあったが、なかなか楽しませてくれる山であった。また天気のほうは霧の日が多く、いつも綺麗な景色を見ることは出来なかったが、それでも五竜岳や爺ヶ岳に登ったときには晴天で、北アルプスの山々が綺麗に見えた。爺ヶ岳の山頂ではあまりの景色の良さのため、二時間も休憩してしまった。また最終日には霧の中を歩いているときに、ブロッケンを見て、とても感動した。
 今回の後ろ立山縦走合宿は、日程的にもちょうど良い長さであったし、山も変化に富んでいて非常に楽しい山であった。今度は今回綺麗に見えていた、剱岳に登って逆に白馬岳や鹿島槍ヶ岳を見てみたいと思う。


                              文責:阪本 泰人

関西学院大学探検会