2001年度沢登り合宿 第一弾報告書
5月28日 文責:松木健児
日程 5月27日【日】 天気 くもり
場所 六甲山 有馬四十八滝 ガマ谷[ガマ滝,クモノ滝)、白石滝(白石滝等)
参加者
隊長 松木健児 北原知也 生駒孝之
副長 野上哲也 小路山裕紀 北中里佳
装備 田村彰浩 OB 大木竜二
9:30有馬駅全員集合
朝起きてまず感じたことは雨が降りかけている事。沢自体、基本的に谷沿いを遡行し日光に当らないうえに、雨が降りでもしたらみなのやる気が削がれるのではないかと非常に心配。
10:00紅葉谷出合
ここでハーネス等々の装着。
11:00ガマ谷
この谷にはまずガマ滝(7〜8M)があった。このうえには適度な支点が少なく最終的には、少し離れた木と残置ボルトから取らしてもらった。確保者(野上、大木,松木)
実際にかかった時間としては、支点の決定と八人の大所帯のため二時間程度かかった。
今回もしたが今後行く人もこの長い時間を考えて待っている時、確保している時すぐに防寒具を着れるようにパッキングしておく事が重要である。
次に今合宿最大のクモノ滝(約35M)。この滝ももともとあった残置ボルトから支点を取らせてもらった。しかし実際にこの確保を使って登ったのは私のみであった。みんな危険であるし今合宿の趣旨にも反するので今後フリーは止めましょう。時間としては巻き道が非常に軟化していたため手間取り、二時間かかった。上で小休憩。
13:00百間滝(15M)
実際には百間滝と似位滝はパスしたがルート上から百間滝が見えたのでしばし見学。非常にすっきりしており見ている分にはきれいであったが、逆に登りにくそうではあった。しかし今度来る機会があれば,是非登ってみたい沢であった。
14:00白石谷
この沢を私としてはメインにしていたのだが、結果としてはすべて3〜5Mくらいの小さい沢であったので、フリーで上っていった。この点では今回二回生の確保を中心の目標においていたので少し残念であった。基本的には沢歩きと言うイメージ。このあと登山道を歩き有馬温泉に再び下山。一つ付記として有馬温泉は切り傷,擦り傷には非常に有効であるということを言っておきたい。
反省点
・ 遡行図を入手できなかった事。
・ 野上に副長としての仕事を与えられなかった事。
・ 救急セットのなかに『刺抜き』を入れていなかった事。
・ 予備ザイルを持っていかなかったこと。
感想
今回に沢は私個人としては少し物足りないものであった。ただ総じて初めて行った人達にはそれなりに良い感想をいただけたのでその面では非常に満足である。今度いく沢では
一泊も考えたうえでその食料としての魚取りについても考えていけば、さらに面白くエキサイティングな合宿になるのではないかとひそかにもくろんでいる。 以上 |