関西学院大学探検会

四国剣山縦走合宿報告書

作成 本合宿隊長および探検会装備 北原知也(社3)

期間:2001年5月3日〜5月6日

<コース>
葛篭バス停〜見の越、剣山〜白髪避難小屋、三嶺〜天狗峠〜祖父渓久保

<参加者リスト>
隊長   北原知也  (社3)
副隊長  大西聡子  (文4)(食料補佐・記録を兼任)
装備   北中里佳  (神女2)
食料   小路山裕紀 (神女2)         
渉外   三村知之  (法3) 
補佐   松田谷聰  (OB)
補佐   吉田健次  (OB)
* 田村彰浩は、この合宿の練習のために六甲合宿をした際、風邪を引き欠席!

<緊急連絡先>
貞光警察署 0883-62-3110 貞光町、一宇村と三好郡の一部を管轄
池田警察署 0883-72-0110 三好郡を管轄

<予算>
高速バスは往復でも3千6百円。その他もろもろ含めても1万円程度で十分。
距離的にも合宿規模的にも、予算的にも手ごろだと思う。

<ポイント>
笹やぶがコースの特徴。剣山山頂は広くて快適。三嶺も快適らしい(俺らは雨だった)。
新1回生をまじえた新人合宿の一発目に最適なのではないかと三村が言っていました。僕もそう思いました。

<行動報告>
<5月3日>  曇りのち雨 寒し  阪急梅田駅高速バス乗り場に集合した。阪急高速バスでJR徳島駅まで移動。(阿波池田行きもあるよ。)JR徳島線で貞光駅に移動。そこからバスで国道438号を葛篭まで。ここから登山道を歩き始める。夫婦池から見ノ越にテン場変更。2日目がきついので少しでも距離を稼いでおこうと言う提案から決定した。ただ車道歩き、距離は短い。晴れていたら眺めがよいのだろうと予想する。小雨が降り出し、途中から雨に変わる。テントは2階建て駐車場の1階に張った。
<5月4日> 晴れのち曇り 快適  1時間半ほどで山頂に着く。ところどころに小さな雪渓が残っていた。登山者多し。予定通り次郎笈山には寄らない。地図上見ると長いコースだが、休憩も含め予定行動時間よりも早く白髪避難小屋前に到着。ここでは別パーティーの男の子が行方不明になったらしく、吉田さん、松田谷さん、三村が探すのを手伝った。無事に発見される。小屋はすぐに一杯になる、小屋前の笹を刈り取って急ごしらえのテン場をこさえた。コジがのぐその快感に目覚めた夜。水場は結構急な坂道を下っていかねばならない。水量は豊富。往復で15分くらいかかる?
<5月5日> 曇り 暑い  朝方は霧に包まれずっと雲の中を三嶺まで。快適な道のりだった。三嶺は視界ゼロで残念だった。山頂西の池まで散歩した。かなりの時間を休憩した。「北原がこんなに休憩に時間取るなんて!」とそうこさんにびっくりされた。天狗峠から天狗岳を眺める。行ってもいいがそれほど行く気もしない山だ。休憩を取りすぎて久保に下山する頃にはヘッドラ行動になってしまう。久保に下山するもテン場はない。ジャンボタクシーで大歩危駅まで向かい、駅そばにテントを張った。
<5月6日> 晴れのち曇り、時々雨 暑い 朝起きると松田谷さんの左目下にマダニが寄生していた。三村とともに慌てて病院に向かう。残ったメンバーはゆっくり吉野川の川沿いに瀬を見学。大歩危、小歩危を下見した。阿波池田で昼飯。松田谷、吉田の両氏はここから岡山経由で先に帰っていった。徳島で自由行動。徳島ラーメンはうまかった。

<反省・評価>
1、 予定行動時間は長めだったが隊員の体力は十分で問題なくこなせた。休憩を頻繁に取り、楽しい山行だったと思う。朝の用意やテン場の撤収もすばやく出来た。
2、 山中の行動時間が長いのを考慮して行動食を取ったが、結果的に時間には余裕があり簡単な昼食をとることも出来たと思う。今後の参考にしたい。行動食プラス、スープや軽い食事(パスタやラーメン等)を検討したい。
3、 装備が一部破損した。合宿前の点検時には気づかなかった。ポールの破損。キネシオテープにタオルを巻きつけさらにテープで巻くことによって補修。うまくいった。
4、 今回の合宿は収穫が大きかった。思った以上にメンバーの体力、行動力があり今後の縦走合宿につながる期待が持てた。2回生にも合宿の企画運営に積極的に携わってもらったが食料、装備ともにほぼ合格だったと思う。今後2回生からも合宿の企画が出てくると思う。
5、 次回の課題。修理キットの充実。医療知識。

 <コース>
 別途地図参照願う。











                              2001年5月7日

関西学院大学探検会