関西学院大学探検会

今後、氷ノ山に雪山合宿に行く後輩へ

 

《日程》2001年12月15〜16日

《隊員》隊長 松木健児  副隊長 阪本泰人  渉外 北原知也  装備 服部真矢子
    会計 小路山裕紀 記録 田村彰浩   TK  池山可奈  食糧 西垣慎二

《登山状況》
積雪平均して40〜50センチ 最低気温マイナス9度(山岳気象情報) 風速22M(実際はそれほど感じなかった)、雪質 パウダ

《個人装備》
シュラフ、シュラマ、シュラカバ、ザック、ザックカバー、コンパス、地図、レジュメ、タオル、防寒具、カッパ上下、サンダル、着替え、化繊のシャツ、手袋、軍手、ジャージ上下、ポリタンク2L 、ライター、ブキ、バール、米、行動食、ヘドラン、トイペ、ゴミ袋、学割、常備薬、学生証、保険証のコピー、アイゼン、スパッツ、目だし帽、グラサン、カイロ、

《平均的な服装》
松木の場合、(登山中)
 上 化繊のTシャツ、ジャージ、カッパ(風ぼうつき)、タオル、ニット帽、手袋(雪山用)
 下 パンツ、ジャージ、カッパ、スパッツ、厚手の毛靴下
印象としては特に寒さは感じなかったが、不可欠というほどではないがカッパはゴアのほうがよいだろう。朝起きたらカッパが氷でアイロンかかってた。
北原の場合
 上 化繊長そでシャツ、綿シャツ、化繊襟付きシャツ、セーター、カッパ、目だし帽手袋(ウール)
 下 パンツ、パッチ、防水加工ズボン、スパッツ、靴下2枚(下 化繊 上ウール)
印象 快適、手に関してはオーバーミトンが必要と感じた。
田村の場合
 上 化繊長そでシャツ、フードのついたトレーナー、ジャンパー
 下 パッチ、ジャージ、カッパ、スパッツ、靴下(毛厚手)、手袋軍手2枚
印象 服装的には十分ぬくかったが、むれた。手袋はちゃんとした雪山用が必要ではないかと感じた。

《行程》*時間は隊員によって変わるが、最低でも地図のタイムより1.5〜2倍は必要。ちなみに今回は結構ゆっくりめで、帰りは神大ヒュッテからカラ身でピストン。帰りはラッセル跡を歩いた。
15日 6:30宝塚駅⇒9:13八鹿駅⇒10:30バス八鹿駅⇒11:30鉢伏口⇒12:30福定親水公園⇒1:20氷ノ山国際スキー場パトロール詰所(アイゼン装着20分)⇒3:00東尾根東尾根避難小屋 泊
16日 5:00起床⇒7:00出発⇒10:30神大ヒュッテ(休憩30分)⇒12:10氷ノ山山頂避難小屋(休憩40分)⇒13:10神大ヒュッテ⇒15:05氷ノ山東尾根避難小屋⇒16:10
氷ノ山国際スキー場の詰所(休憩20分)⇒17:25鉢伏口⇒JR八鹿駅⇒19:45福知山(夕食)⇒23:00宝塚駅 解散

《緊急連絡先について》
現地
クマツギ駐在所 0796−67−8112 FAX番号も同じ 土日も連絡可
氷ノ山国際スキー場パトロール詰所 現地で山行届を提出。ただしスキー場の営業日のみ
関宮町商工観光課 0791−67−2331 積雪状況も概算ではあるが聞くことが出来る
八鹿警察署  0796−62−0110 

《避難小屋の状況》
東尾根避難小屋 特に問題なし。緊急用の薪、毛布が完備。2階では8人が十分寝られた
神大ヒュッテ 宿泊不可。一般の人は泊まることが出来ない
氷ノ山山頂避難小屋 1、2階共に30平方メートル。毛布、薪完備。東尾根の1.5倍ほど

《最後に》
たいしてアドバイスできることも無いが今回は雪がパウダー状であまりアイゼンにくっつかなかったので非常に歩きやすかったが、普段の氷ノ山はベタ雪で非常に歩きづらく、濡れるので特に雨具については、きちんとしたものをお勧めしたい。また尾根に出ると非常に強い風が吹き付けるので、台風姿勢をきちんと習得し、セッピには十分気をつけながら登山をしていただきたいと思う。あとこれは常識かもしれないが、靴、カッパ、手袋、水などは、必ず抱いて寝るか、シュラフとシュラフの中にしまっておくように、凍っちゃいますよ。

文責:松木健児

関西学院大学探検会