関西学院大学探検会

伊吹山合宿報告書

2002年1月30日(水)〜31日(木)

メンバー:隊長 北原(社3) 副隊長 松木(商4) 記録 阪本(経4)
     装備 服部(社2) 気象/食料 田村(文2) 装備補佐 松尾(経1)

緊急連絡先:米原警察 0749-52-0110 伊吹山スキー場(救護所あり) 0749-58-0303
      伊吹町役場 0749-58-1121

内容:
30日  午前8時15分大阪駅中央口に集合した。
     8時28分の9番線新快速、9時50分米原着、10時4分近江長岡着
     10時15分バスで登山口まで移動。(電車2210円、バス290円9
 登山口わきの沢水を汲む。1合目までは単調な登り、樹林帯。積雪は15センチくらい。
スキー場に出て人のいないスキー場を登る。雪が舞い始める。3合目伊吹山高原ホテルにつく頃には真っ白で何も見えないくらい。4合目に向かう途中の樹林帯のなかに整地をしテントを2張り設営。雪訓をするにも天気が悪く、時間も中途半端なので、夕飯にする。食料田村はやけに思いザックを背負っていたが、今日の夕飯はわけのわからん鍋。もつ鍋のスープにもち、ソーセージ、いとこん、にら、もやし等を投入。夕食後はテントの中で気象の勉強会をしたりしなかったり。談笑。

31日  積雪あり、15センチ程。天気曇りのち雪一時晴れ。

 4合目でわかん装着。わかんは3つしかなく、ないメンバーは結構苦労して5,6合目と高度を稼ぐ。天気も下り坂でペースは落ち気味。わかん1人一個の必要性に気づき始める。積雪は1m程度。9合目付近でわかんをアイゼンに代える。山頂は風が強く積雪はほとんどなく氷結。お堂に避難し休憩。下山は晴れ間が見え、雄大な景色をわづかでも味わえたことはよかった。快調に下山。服部に滑落停止を少し教えた程度で、本格的に練習しなかった。天気を気にしたため。テント撤収をスムーズに終え、シリセードやそりで下山した。
下山報告後、ジョイ伊吹で温泉に入る。衛星放送が取材に来ていてみんなもろに写った。放送されたわけじゃないけど。ジョイ伊吹併設体育館の軒先にテント泊。翌朝あさいちのバスで奥伊吹甲津原に移動。

総括
今回気象として田村が資料を用意してきたのに勉強会をしなかった。次回以降に活用したい。この合宿の目的であったアイゼン・ピッケルワークの習得はほとんど何もできなかった。これは、伊吹山山頂まで登ったことにより時間が当てられなかった計画ミスと天候不良による。伊吹山での雪訓は7〜8合目付近が格好のポイントである。次回以降の参考にして欲しい。反省ばかりの合宿だが、冬山を楽しむという観点からは成功だった。

 

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