関西学院大学探検会

岡山県洞窟合宿報告書

《期間》 2002 1/11fri.2 1:00-1/14mon.19:00
《場所》 新見市 ゴンボウゾネ、ヒメサカの穴 北房町 岩屋の穴 
《合宿参加者》CL 文4 生駒孝之 SL, TK 商2 野上哲也   商4 松木健児 
         OB 大木竜児
《交通手段》 車2台
《費用》   5千円程度(ガス代、宿泊代\300/日、食費)

*<ゴンボウゾネにて実際に使った共装>
30mザイル×2 ラダー×3 テープスリング×5 ロープスリング×1 環つきカラビナ,マイヨン×11 クロール(ペツルアッセンション)×2  ストップ(ペツルディッセンダー)×2 8環×2 ハーネス×4 メット×4

*<ヒメサカにて実際に使った共装>
30mザイル×1 メット×4

<連絡先>
新見警察署 0867-72-0110 新見消防署0867-72-2810 新見中央病院 0861-72-2176 
新見市教育委員会社会教育課0867-72-6147(土日晩)72-6161 Fax 0867-72-6120
北房町教育委員会0866-52-5216


各洞の感想

岩屋の穴
10:00 起床
11:00 小屋出発
11:19 阿口小学校着
12:05 洞口探し
13:33 洞口到着 小学校から十分程(地元の人に教えていただく)
13:40 入洞
18:06 出洞


岩屋の穴は匍匐前進で進むところが多く、洞口付近西側の池が異常に冷たい。今回は西側部分だけであったが次回北側を探査したい。全体的に狭く迷路状で疲れる。
また地元の人の話では北側から隣の集落、原茂へと続いているらしい。?

ゴンボウゾネ

6:00起床
6:30 飯
7:45 小屋出発
8:05 入洞
10:00 第二の竪穴下降開始
11:00~30 BM7にて休憩
16:00頃出洞 その後本小屋前の水流でザイル等を洗濯。

ゴンボウゾネの穴は竪穴が二箇所あり慣れないと危険でセッティングに時間もかかる。初めての入洞で最奥までたどり着くのは難しい。BM7のホール以降での進路決定に時間がかかるが、BM2,7,8を除いて迷いにくい一本道となっている。最奥付近で粘土層を上り下りするが、足を滑らさないように注意をしたい。次回は本小屋がおもしろそうだったのでそちらから、ゴンボウへ抜けたいと思う。


ヒメサカ
6:00 起床
8:00 小屋発
8:30 ヒメサカ駐車場
8:55 出発
9:30 神の池
10:05 第一ザイル地点着
13:00

ヒメサカの穴は下層に豊富な水量が走り地底湖へと流れ込んでいる。水流の滝の上に降りる箇所、それ以前の谷に降りる箇所に危険を伴うので注意を要する。確保はこの滝とこれの下流に位置する小さな滝の二箇所でラダーまたはザイルを取り付けたい。共にハーネスを付ける程ではないと思うが、油断はできない。しかし後半は沢気分を味わえ、楽しみの多い洞穴といえる。初めて行く方は、心配な箇所では確実に確保を取ったほうがよいだろう。地底湖は直径25m?ぐらいの丸いプールになっているのでいろいろと遊べるかもしれない。

一言
共装、個人装はいつもの準備品ですが、ウェットスーツがあればヒメサカ、岩屋は楽かもしれません。あと今回確保を取った記録がない箇所でも不安を感じれば積極的に取るようにしてください。
                            生駒孝之

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