関西学院大学探検会

吉野川ラフティング合同合宿報告書

2002年8月21日〜26日
記録;E2 松尾常広

目的;@日本でも有数なスリリングな瀬を楽しむ。
    Aいままでのラフトでの成果を試し、さらに一段上のレベルをめざす。

場所;徳島県三好郡山城町 吉野川流域(テン場豊永は高知県)

隊員;古賀良太郎(補佐+車) 北中里佳(食料) 小路山裕紀(会計) 田村彰浩(副隊長+車) 服部真矢子(装備) 松尾常広(隊長) 内田忠伸(記録)

初日;西ノ宮→JR豊永駅すぐ下のガソスタの横下の川原がテン場
二日目;8時出艇(古賀・内田・松尾・服部・小路山)
    1時出艇(古賀・北中・小路山・田村・服部) 夜;あつしさん来訪
三日目;小歩危下見 11時30分出艇(田村・北中・小路山・内田・松尾)夜;風呂・あつしさん帰宅
四日目;11時30分出艇(古賀・松尾・内田・北中・服部)
五日目;1時出艇(古賀・服部・小路山・松尾・田村)夜;風呂
六日目;7時撤収→15時西ノ宮

《大歩危は、テン場前から小学校(上陸には許可が必要)まで。小歩危は、ラインパークから阿波池田まで。それぞれ自動車での移動で、15分、18分、30分くらい。テン場は水・トイレ有り。鮎戸の時間(15:00〜15:30)に注意。》 

反省・小歩危の感想
水が白い。瀬の音が違う。落ち込みもすごい。小歩危の印象はこんなかんじです。ほんとうに今まで行った川とはけた違いだった。というよりも、大歩危すらかすんでみえるくらいである。だから、特に名のある瀬の感想にしぼると、森囲いの瀬は、沈こそなかったが、うねりや波がおおきくやばめの瀬だった。個人的には一番びびった瀬であった。二段の瀬は、小歩危初日はなにごともなくクリアーしたが、二日目フル沈。二段目の落ち込み付近で艇左側からの波によるフリップであった。大滝の瀬は、大きなホールとながい滑り台がある瀬で二日目見事滑り台にのれた。次の曲がりどの瀬は、えげつない。落ち込みと隠れ岩の応酬で二日目フル沈。船員・パドル回収にとまどる。会内で信号をつくったほうがいいと感じた。最後は鮎戸の瀬なのだが、下見で瀬を見た瞬間、これは無理だと本気で思ったほどの瀬。ただ逆に、その難度の高さが隊員全員が一致団結して必死に下った。この瀬のインパクトは特に大である。反省は、毎夜反省会をおこなったので、ラフトについては問題ないが、自分が隊長としてうまく機能していなかったことだ。他人の隊長の姿をみて学ばねばと痛感した。最後に、今回の合宿に参加した人たちは、技術および川での危機管理についてすぐれたものを身に付けたと思います。来年などこれからの川合宿に行く時の隊長さんは、ぜひ今回の隊員を帯同させ、技術、知識の向上に役立たせてください。

 

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