関西学院大学探検会

石鎚山GW合宿報告書

『期間』2003年5月2日(金)〜5月6日(水)

『場所』愛媛県 石鎚山

『目的』 1、山の楽しさ、魅力を再確認し、技術、知識を高める! 
     2、アポペ解明

『隊員』松岡はるか(隊長・総3) 大島明子(副隊長、装備・バス3)
    是常剛範 (食料・法2) 宗石佳子(会計、記録・総2)

『費用』12000円程度
交通:フェリー往復4,100×2=8,200円(←通常)
→学割20%OFF&臨時便割引2,930円+3,280円=6,210円
        バス JR壬生川駅〜保井野940円
          西之川〜JR伊予西条990円
食費+装備:1000円
温泉:450円(石鎚温泉)etc・・・

『緊急連絡先』小路山裕紀(人科4)
西条市役所(0897)56-5151
西条警察署(0897)56-0110←愛しの新田さんに会いたいなら
西条消防署(0897)55-0119

『共同装備』
ダンロップ殿下テント なべ×2 なべ子×食料ネタ お玉 包丁 チャッチィー医療セット MSR MSRヘッド 細引き テンマ×2 プリムス×2 プリムスヘッド ラジオ ランタン 新田さん
 
『個人装備』
ザック ザックカバー シュラフ シュラカバ シュラマ カッパ 防寒具 ヘッドラン 換え電池・電球 トイペ アポペ ブキ バール 米四合 コンパス 地図 マップケース 行動食 タオル 着替え お風呂セット ゴミ袋 ポリタン 軍手 保険証コピー レジュメ 学割 学生証 ライター サンダル ボケ ツッコミ 


『日程』
5/2 19:40ビックマン前集合(はるか隊長財布忘れたと勘違いし、遅刻)〜20:30ギリでフェリーターミナル着〜21:10大阪南港発(深夜、コレツネ年上女性による甘い囁き・・・スっ、sushi〜)


5/3 5:00東予港着(大島さん☆笑顔☆で足の裏怪我)、6:25東予港発バス(朝食つまみ食い)〜6:45JR壬生川駅、朝食(ドンクのミニクロワッサン・スープ・なべこの食料話に花が咲く)、7:33JR壬生川駅発バス〜8:31保井野着〜9:41保井野登山口着(水場が見つからないに時間を食う)、10:23登山開始〜(宗石運動不足により時間を食う)(ガラスの十代三部合唱)〜12:32空池、昼食〈~1:15〉(大島さんゼリーりんご味食えず)、〜14:57保井野分岐(晴れた山に是常はるかさん感激)〜16:20堂ヶ森(さわやかな風なびく)〜17:00堂ヶ森白石避難小屋着【テン場】(ボロボロの小屋に吃驚。涸れてもおかしくない水場小屋より南西にあり、なんとか小屋の中にテント張る)〜18:10夕食(ふかひれスープ・とり釜飯・食事前のなべこの食料話は欠かせない。ご飯がおいしく食べられる。らしいが、おいしかったのはなべこだけのおかげではない。是常ナイス食料)〜食後のコーヒー〜星の観察(役に立ったのか、立たなかったのか大島さん持参の星座暦盤登場。星量はぼちぼち)(プ〜ッ)〜21:05就寝(眠れないといい続けた大島さん数時間是常と対話、はるかさん既に爆睡中、しーんとなった3分後大鼾をかいてすっかり快眠の大島さん。おかげですっかり不眠の宗石。是常は10分後中鼾)


5/4 5:00起床、朝食(メンマ付ラーメン)〜7:55出発〜9:20五代の分れ〜9:55二ノ森(快晴ルンルン気分)〜11:00コル付近、適当に昼食〜12:13二ノ鎖場(二通りの鎖がある右側はちょこっと難しい。逆走してくる人物に注意)弥山(新田さんに出会う。是常無愛想、はるかさんときめく。新田さんよりはっさくゲッツ!)〜12:45天狗岳登頂、(新田さんのお導きにより全員登頂!)1:50天狗岳出発〜2:50東稜基部〜4:23土小屋(テン場がなくてとても困る。土小屋人不親切、土小屋の駐車場はヤンキーの集り場危険)〜5:20国民宿舎駐車場着【テン場】(テン場禁止の看板があるが、問題なし。トイレあり。水場は国民宿舎可。全国の植物を撮り旅する自称写真家のおじさんに出会う。奈良漬おばさんに頂く)夕食(親子丼・ふくしんづけ・山でのビールは最高!)、就寝(みんなでジャレあい)


*コース変更あり*
5/5 5:00起床、朝食(ラーメン)〜8:05国民宿舎発(登山道口なかなか発見出来ず→駐車場のトイレ付近)〜9:30十字分岐(下りって楽しい☆)〜10:00岩原(ひたすら下り、・・・飽きた)(マムシに注意)〜11:05西之川着、11:45伊予西条駅行きバス発〜12:43伊予西条駅着、昼食(駅前讃岐うどん、おやつにてんぷら)〜石鎚山駅(石鎚神社散歩でヘンなおじさんに襲われそうになる大島さん、石鎚温泉(ワイワイ3名、しみじみ1名)夕食(石鎚温泉食堂、安くて、こじゃんとうまい!!)〜伊予西条駅〜バス〜フェリー(思い出を胸に東予港をあとにする)〜5/6大阪港〜完。

『天候、気温』
基本的に山頂は3〜4月頃の気温。しかし、晴れていたおかげで寒い思いをせずに済んだ。防寒着はフリース一枚で十分だったが、雨天時は要防寒。日差し強。



〜短歌〜
500字に
おさまりきれない
この想い
石鎚の日を
しかとみなされ
作:はるか


『みんなの感想』(課題:大体500文字)

松岡はるか(隊長)
(感想)
A:初めての山隊長+緊張の連続+弛緩の連続+ハプニング(遅刻など)
=ナイスメモリー☆
B:今もそしてこれからも思い入れの深い合宿になるんやろうな・・・しみじみ
C:合宿後、みんな楽しかったといってくれているみたいで感涙に咽ぶ毎日。
D:合宿後、やけに大島とコレちゃんが仲いいから、くやし涙で枕をぬらす毎日。
私のコレちゃんをとらないで!!このずさんな女!!(すまん)
E:メンバーそれぞれの成長ぶりに舌を鳴らす次第です。
(Especiallyよしこ)是常も大島もね。

(反省)
T:やっぱり、遅刻、フェリー予約トラブル、ペース配分無理解、ルート変更、テン場トラブルですかね。
U:全体的にみんなに頼りっぱなしのヘボ隊長ブリ。
V:いやでもこんだけへこみましたから流石に勉強になりました。
W:故に次からはもっとしっかりします。
  「こいつになら命預けられる」くらいのな。
X:これは後悔。新田さんにプロポーズしときゃよかった。

cf:新田さんとは、西条警察署の警察官。スラーっとした足とオデコの赤バンダナがチャームポイント。(参考資料*写真にて)愛媛の山を守り続ける愛と正義の味方。今回の合宿で大変お世話になった方である。
Y:「あなたの赤いバンダナを毎日洗濯させてください」

(抱負)
「抱負」負けを抱くと書いてホウフ。
そう、失敗があるから、それを胸に抱きしめて次のスッテプに踏み出すのよ!!
一:もし、次の山合宿を立てるならば、目標はルート通り、予定通り。無理のないルート、ペース配分を。
二:そして、前もって調べられることは、やれるだけやっておく。
三:荷物の軽量化もいいね。→ちゅーか、体が重いから体重落とし方がいいのかしらね。
四:これは風格の問題なのか?
   頼られる隊長になる。やっぱ赤バンダナかな。次からは・・・。  〜完〜


是常(食料担当)
「ドッカーン!」と、巨大な打ち上げ花火が上がったような快晴の空の下での登山は、この上なく幸福な一時でした。景色も天気も温泉(実は一人で入っててとても寂しかったのですが・・・)も満喫させていただいた合宿でした。 
今回の合宿はほぼ一年ぶりの食料担当で、しかも、男が一人ということで、いつもとは一味違った雰囲気の合宿かと思ったのですが・・・他の女性(?)隊員三名は男よりも男臭さを撒き散らしていた感じを受けました・・・。本当にツッコミどころ満載で別の意味で体力消耗が激しかった合宿でした。
しかし、私も今回は、久々に自分が隊長でない長期合宿ということで、かなり傍若無人に振る舞っていたところは、反省すべきと感じています。自分の役職だけではなし、「隊」に対しての補佐をする必要があったと思っており、これからの自分の課題でもあると痛感しています。
最後に、はるか隊長、本当にお疲れ様でした。とてもとても甘えさせてもらった合宿でした。今度からは、もっと補佐できるように、はるかさんのこの素晴らしい合宿に負けないように自分もレベルアップして、よりよい合宿を立てていきたいと思っています。


大島(副隊長・装備)
今回の合宿は非常に不安であった。前回の東海自然歩道合宿のときに他の二人のペースについていけなくてどうしようと思ったからだ。かといって石鎚合宿に向けてちゃんとしたトレーニングはしてなかったけどね。でも、普段学校行く坂道を走って上ったり、意味もなくコントラバスを持って階段を往復したりしたのがよかったのかあまりつらい思いはせずにすんだ。やっぱちょっとした心がけが大切なのかな。
 2日目の天狗岳での景色は、本当にすばらしかった。山はやっぱり、晴れているときの景色が一番いいね。あと、天狗岳前の前に鎖場があるのだが、2つルートがあって、地面に対して左が斜め、右が直角だった。それを知らずに空いているからと右の鎖を登ってえらい目にあった。なかなか進まなくて手とかプルプルしてきて辛かった。
 3日間とも天気もよく暖かでとても気持ちよかった。
今回、初隊長だったはるかはとにかくいつも元気で、みんなを盛り上げてくれて、とても楽しい合宿だった。ありがとう。


宗石(会計・記録)
本格的な山は、屋久島以来2回目だった。どこから沸いてきたものか、自信たっぷりに挑んだ。登山一日目、私の自信はあっさりとどっかに跳んでって挫折と自己嫌悪に陥る。全てを甘く見ていた。1日に1,000mアップという通常よりも過酷な登りということもあったのだが、条件は他のメンバーも同じこと。体力、精神力共に宗石はとても弱かった。記録に収まらないほど、何度も休憩タイムを取らしてしまいメンバーにかなりの迷惑をかけ、足を引きずった。それでも、他のメンバー三人は歌を歌って明るく前向きに接してくれた。歌う余裕の持てない自分が悔しく、申し訳なく思った。その後、体力はなんともならなかったが、気持ちだけでも前向きにすることに努めた。団体行動は一個人の行動とは違うということを身を以って感じた。
二日目、少しずつ心にゆとりが出来てくる。青空とピンクの花を咲かすあけぼのつつじが山々を点々と彩り気分は上々。そして、天狗岳登頂はなによりもうれしかった。生まれて初めて眺める1982mの景色は最高だじょ☆本当に雲一つない日は大山、阿蘇山、高知の室戸岬まで見えるそうだ。あいにくこの日は見ることが出来なかったが、はるかかなたの故郷に想いをよせて下山した。
反省抱負・・・体力を鍛えねば。荷物は軽いほうがよい。(軽量化の情報ムチャムチャ参考になりました☆大島さん)役職について、記録の取り忘れなどまだまだ改善の余地あり。以上を悔い改めたい。
今回、隊長であるはるかさんが、常に、にぎやかムードを提供してくれたので楽しい合宿となった。そして、いつものように装備の使い方の指導や地図の見方などを伝授してくれた。ありがとうございます。
今回の合宿も学ぶことが多かった。メンバー一人一人から得るものがあり、はるか大島是常術を盗んだると思った。一番大きかったことは、まだまだ私は探検会を知らない、解ってないということに気がついたことだ。もっと沢山合宿に行くぞ。もっともっと探検会人になったるぞぃ。記録っていいね。アポぺ解読不可。以上。


文責:宗石佳子

関西学院大学探検会