関西学院大学探検会 |
長良川ラフティング合宿報告書 『目的』 ラフティング技術の向上と一回生への伝授 『期間』 5月23、24,25日(金・土・日) 『メンバー』 隊長:松尾 常広 (経・3) 副隊長兼医療:服部 真矢子 (社・4) 食料兼会計:北原 知也 (社・5) 日比野 陽平 (法・5) 記録:是常 剛範 (法・2) 装備:小川 武 (社・2) 豊田 裕子 (経・1) 新田 理恵 (経・1) ドライバー:野上 哲也 (商・4) 『合宿費』 1人 3370円(食費+燃料費+高速費) 5月23日(金) 第一日目 20:50 関学出発(野上カー:松尾・小川・新田・豊田) 21:10 阪急高槻駅出発(日比野カー:北原・服部・是常) 深夜 2:00 日比野カー南刈安テン場着 2:10 野上カー南刈安テン場着 2:30 就寝 途中、野上カーのほうでは、新入生の新田が車酔いになるというアクシデントがあったが、大事にいたらず無事にテン場に到着。一方、日比野カーのほうでは、ラーメン屋を必死の思いで探していたが、「五十路(いそじ)」、「大学ラーメン」等のインパクトある衝撃的な名前に圧倒され、一同無念のリタイア…。結局は、南刈安付近のコンビニでカップ麺を食べることとなった。 車の渋滞はさほどなく、スムーズに進んでいたほうだと思う。最初から最後まで高速をつかっていたら、あと1時間は短縮できたと思う。また、南刈安のテン場は、石ころが多く、快適な睡眠のためにはシュラマが必須。 5月24日(土) 第二日目 7:00 起床・朝食(そば・ラーメン) 8:30 南刈安テン場発 9:00 第一回出艇(メンバー:日比野・野上・松尾・小川・是常) [深戸〜南刈安:ラダー・ランダム] 10:45 南刈安着・昼食(うどん) 12:30 第二回出艇(メンバー:日比野・野上・北原・豊田・新田) [郡上八幡〜深戸:ラダー・北原] 15:10 深戸着 16:00 第一回サッカー大会 (日比野・服部・野上・松尾・小川・是常・豊田) 17:30 群上八幡を観光・買い物 18:30 夕食(キムチ鍋・水炊き) 22:00 就寝 恐れ多いと思われていた長良川だったが、今回はかなり水量が低く、もの足りなさを感じてしまうぐらいだった。第一回出艇のメンバーはスカウティングもかねて、落ちても大丈夫そうなメンバーを選んだ。やはり今回も釣り師の存在は大きく、第一回目は深戸駅(長良川鉄道)直下から出艇したのであるが、釣り師の監査役に注意をされ、途中岸へあがり、三段の瀬のあたりまでラフトを運ばなくてはいけないはめとなった。水温は、長く水の中につかっていられないほど冷たかった。各位の隊員のパワーもあり、沈する危ない場面もなく、あれこれ川を楽しみながら、一時間半ほどで南刈安に着くことができた。 第二回目の出艇(群上八幡〜深戸)の区間においては、瀬も少なく、漕ぐ回数が多かったため、まるでリバーツーリングのような感覚だったそうだ。また、水量が少なかったのも災いして、浅瀬にラフトを何度ものりあげてしまったとのことです。ラフティングを楽しむ区間としては、いまひとつの区間であったらしいとの報告。 そして、この日一番の盛り上がりをみせたのがサッカーであった。日比野さんのオリバー・カー○並みの鉄壁のゴールマウスおいて、ゴールを割ることは、至難のことであり、また、一回生豊田の走りの速さに、彼女の身体能力の高さをみることができた実りあるサッカー大会であった。 一回生から五回生まで各学年がそれぞれ揃った大勢の夕食は、とても楽しい一時であり、話題に尽きないほどであった。小川が、是常のシュラマの上にキムチ鍋をこぼしたり、新田が寝ころんでいる日比野さんの股間(?)に豪快な蹴りをくらわすなどのハプニング続出の後、22時頃就寝となった。 5月25日(日) 第三日目 7:00 起床・朝食(パスタ) 9:00 第三回出艇(メンバー:北原・小川・是常・新田・豊田) [深戸〜南刈安:ラダー・北原] 10:30 南刈安着 11:00 第四回出艇(メンバー:日比野・北原・松尾・小川・是常) [深戸〜南刈安:ラダー・前半:是常 後半:小川] 12:30 南刈安着 13:00 野上カー・日比野カー南刈安出発 14:30 昼食(王将) 20:00 関学着・解散 第三回目の出艇は、釣り師に注意されたこともあり、三段の瀬の手前からの出発となった。途中、瀬に向かって勇敢に逆走したところあえなく沈してしまった。ヘルメットをかぶっていなかった北原さん、小川が見当たらず一人焦っていた是常、そして助けにいこうとしたがパドルが一本しかなくさらにパニくる是常、悠々と流れてくる一回生(いい加減に一人でラフトにあがれるように!)。さて、小川はどうなったのかというと、「いやー、パドル4本と北原さんの帽子回収してたら、ぐるぐる回ってかえれんようなってん。ほんで、困っていたら、通りすがりのラフトの人に『乗りますか?』って言われて…」(本人談)。てなわけで、帰ってきました。しかし、たまたま助けてもらえたから良かったものの、もしその手助けがなかったらと思うと、大きく反省すべきところだったと痛感しています。水量が少なかったこと、そして沈することはないという思い込みが生んだ惨事だったと感じています。どんな場合においても、危険は身近にあること、川をなめてはいけないことを、隊員一同もう一度意識付けすべきだと感じました。 第四回目の出艇も同じく三段の瀬の手前から出発した。ラダー初挑戦となる是常であったが、瀬のないところでぐるぐる回ったり、ネコタチの瀬でもろに岩にぶつかるなど、まだまだ自分の技量不足を感じる結果となってしまった。同回の小川とともに、お互い競い合って、上達していきたいと思っています(猛反省)。 あれこれ遊びながら、約一時間で南刈安に着くことができ、今回の長良川ラフティング合宿終了となった。全員怪我なく(?)ほっとした瞬間であった。 (文責:是常 剛範) |
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