関西学院大学探検会

岡山洞窟合宿報告書



期間:2003年10月30日(木)〜11月2日(日)

場所:岡山県新見市 宇山洞・ゴンボウゾネ・本小屋の穴(ゴンボウゾネ部分)

目的:洞窟技術のレベルアップ、竪穴の練習

費用:3100円

隊員:小川 武 (社2)隊長
    松尾常広 (経3)副隊長・会計
    渡部 彩 (経2)装備
    宗石佳子 (神女2)食料・記録
    日比野洋平(法5)補佐

現地連絡先:新見市教育委員会 0867−72−6145
        新見地区消防本部 0867−72−2810
        新見市役所 0867−72−6161
        新見中央病院  0861−72−2167
        岩中管理所 山口さん(管理人) 0867−74−2027


緊急連絡先:現役  望月文子(総3)
        OB   広高一典   078−242−0053
        顧問  芝田正夫教授 075−461−6025
        関学学生課      0798−63−6415

「日程」

10月30日

14:30関学集合〜15:00関学発〜23:00岩中管理所(老人の家)着 就寝
 
10月31日

5:30起床 朝食(とんこつラーメン野菜入り)〜7:00管理所発〜8:00宇山洞着
入洞開始〜10:12最奥到着〜12:00出洞〜16:30夕食(味噌鍋)〜21:00就寝

11月1日

4:00起床 朝食(醤油ラーメン野菜入り)〜6:00管理所発〜9:00ゴンボウゾネの穴着入洞開始〜12:30撤退〜15:00出洞〜15:30管理所着〜16:30夕食(キムチ鍋)〜21:00就寝

11月2日

4:00起床 朝食(ワンタンメン)〜5:30管理所発〜6:00ゴンボウゾネの穴着
入洞開始〜7:30最奥到着〜10:00出洞〜10:30管理所着〜11:30管理所発 ・・・帰宅


「個人の反省」
    渡部  道具の使い方があいまいだった。

    松尾  洞内バッグの紐は結んでおくこと。懸垂下降時に岩に引っかかる恐れあり

    日比野 洞口探しに手間取った。洞口までの地図必要かな。


「注意」
      入洞には計画書を新見市教育委員会に郵送し許可を受けること。
      宿泊はいつも通り岩中管理所がよい。一泊300円。 


「まとめ」

 宇山洞までは車で移動する。近くには駐車ポイントと看板がある。宇山洞は一本道と言ってもよく、迷うことはないだろう。急激に高度を下げているポイントは注意して登り降り必要がある。水くぐりが2箇所あるので、カッパ、ウェットなどで防寒はしっかり。2日目は当初牛追い小屋の穴に潜る予定だったが3日目の日程の都合上、2日目にゴンボウゾネに変更した。しかし、洞口探しに時間がかかり過ぎてしまった。最終的には地元の人に聞いて見つけることができたのだが、このタイムロスは翌日の日程変更につながった。隊長として地元民に聞くという結論を出すのに時間がかかりすぎた。もうひとつ、前日偵察の時間が充分あったにもかかわらず、怠けて行動しなかったのは隊長として大いに反省すべきである。2日目が消化不良であったため、3日目もゴンボウゾネに潜ったのだが、確保のザイルを前日そのままにしておいたとはいえ1時間半という速さで最奥に到達することができた。前夜に全員で地図を見て理解した成果であると思う。今回は竪穴未経験者、洞窟初心者がいて体力、技術面の不安があったのだが、事前に岩トレで練習を積んだため、合宿中に不安を感じることはなかった。岩トレの重要性を再認識した。個人的な感想であるが、今回確保をとったことは大きな自信となった。総合的には次につながる合宿であったと思う。
                                             文責 小川武

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