関西学院大学探検会


北アルプス縦走合宿


日程:2005年 7月31日〜8月4日

場所:黒部五郎、雲ノ平周辺

主旨:安全な登山。岩魚を釣って食べる。秘湯に入る。

集合場所:関西学院大学 部室

隊員:   隊長 日比野 敬亮(経2)
       装備 諏訪 創(法2)  
      食料 津幡 偉(経2)
会計兼記録 横村 皓太(文2) 
          是常 剛範(法4)   
          小川 武(社4)
緊急連絡先: 現役 内田 忠伸(社4)
         OB 広高一典
         顧問 芝田正夫
         関学学生課

行程:
7月31日
  横村、是常は現地集合のため二人を除いた5人が9:00に関学に集合し、車で富     
山駅を目指した。道中、車内で優雅な話を楽しみ3:00に富山駅に着き、二人を拾
って、折立キャンプ場に向かった。そして4:30に到着。この日は夕食を食べ就寝。

8月1日     曇りのち雨                      
入山日であるこの日は5:00に起床し朝食を取り、6:15に太郎平に向けて出発
登り始めこそ暑さで辛かったが、次第に慣れて10:00には太郎平キャンプ場に着くことが出来た。その後薬師岳をピストンするつもりだったが、天候が荒れてきたため、大事をとって中止。それからは昼寝をし、夕食を食べて19:00に就寝。

8月2日     晴れ
  この日は4:00に起床し、朝食後5:20に黒部五郎岳に向かって出発。標高も結  
高いので涼しく、稜線沿いに北ノ俣岳を通って爽快に進んだ。そして10:45に黒部五郎岳の頂上に到着。頂上で少し長めに休憩をとり、それからテン場に向かった。
頂上からテン場への道は予想より長くしんどかったが12:50にテン場に着くことが出来た。その後は夕食をとり、19:00に就寝。

8月3日      晴れ
  この日も4:00に起床。朝食をとり、5:30にいよいよ念願の岩魚を釣るために出発!!黒部の源流に行くため険しい道の五郎沢をどんどん下りていき8:00に源流に合流。そして釣り開始!!・・・・全く釣れない。これはおかしい!!場所が悪いのだ!!と思い川沿いを少し登り、祖父沢でも釣ってみる・・・がここでも釣れない。結局4時間ぐらい粘ったのだが一匹も釣れなかった。隊員はみんな意気消沈し、あきらめて祖父沢を登り雲ノ平にあるキャンプ場を目指すことにした。ところがどっこい、この祖父沢の登りがなかなかの曲者だった。登れども登れどもなかなかつかず、隊員の中にはバテはじめるものも出た。沢を登り続けること5時間ようやくテン場に到着。テントを張り、期待してたはずのものとは全く違う夕食をとり、20:00に就寝。

8月4日      晴れ
前日、岩魚を一匹もつれず、このまま帰ったらサークルの部員に馬鹿にされてしまうということで温泉に行くはずだったところを急遽変更し、日程を1日短くしてこの日に薬師沢でもう一度釣りをしてみることになった。4:00に起床し、朝食をとり、5:30に出発。8:15に薬師沢に到着し釣り開始!!・・・・はい、全く釣れませんでした。3時間ほど粘っていたが、全然釣れず隊員の心も折れてしまった。結局サークルのみんなには合成写真でごまかそうということで下山することになった。
下りは心とは裏腹に天気も良くいいペースで進むことが出来、13:30に太郎平に着くことが出来た。そして16:45に折立駐車場に到着し、合宿は無事終了した。しかし帰りの車内では隊員の心は悔しさでいっぱいだった。
                                               
まとめ: とにかく悔しい合宿だった。岩魚の生態について詳しく調べてなかったのが大きな反省点だった。僕たちはエサにサナギのようなやつを持っていったのだが、エサは現地にいるハエや虫などがいちばんいいということを帰ってきて知った。僕の調査不足のせいで隊員に大きな迷惑をかけて大変もうしわけなかった。山行としては途中少しバテたものも出たがみんなでペースを合わして全員無事に合宿を終了することが出来たので良かったと思う。来年また行って岩魚にリベンジをしたいと思う。

文責 日比野

関西学院大学探検会