関西学院大学

愛媛大学・関西探検部羅漢穴合同合宿

期間

2006年12月8日(金)〜12月9日(土)

場所

愛媛県西予市野村町小松 羅漢穴

目的

ケイビング技術の向上・他大学との洞窟を通しての交流

参加者名簿

本人氏名

学部

学年

役割

田原千愛

1

隊長・記録

仲川裕貴

3

副隊長・装備

交通手段

他大(甲南大学)の方の車により、(高速道路)中国池田IC〜三木SA〜豊浜SA〜松山IC
(愛媛にて) 愛媛大学の方々の道案内により、移動。

費用

高速代・5900円+ガソリン代・3000円+駐車代・100円+食費・800円+諸経費=約10,000円

行程

12月8日

1753 岡本駅にて、甲南大学の方々と合流。
1821 中国池田ICへ。
1850 三木SAにて、休憩&夕食
2010 京都産業大学・立命館大学の方々と合流。
2042 三木SA出発。
2230 豊浜SAにて休憩。

12月9日

0010 松山ICへ。
0028 給油。
0045 コンビニにて休憩。
0121 愛媛大学の方の自宅に到着&就寝。
0700 起床。
0740 関西探検部集合。
0756 愛媛大学到着。
0820 愛媛大出発。
0912 休憩。
1030 休憩&会議。
1112 出発。
1140 全体を2隊に分け、一時解散。
1218 愛媛大学のロッジ(宿泊先)到着。
1232 ロッジ出発。
1320 羅漢穴到着。
1336 入洞。
1430 支洞最奥到着。
1638 出洞。
1720 休憩。
1846 ロッジ到着。合宿終了。

概要

以前行われた関西ケイバーズミーティングでの交流をきっかけに、今回の合宿の企画が持ち上がった。
他大との交流は貴重な情報や技術が入手できるので、今後も機会があれば行っていくと良い。
但し、大学ごとにやり方や緊急時の対応などに差異があるので、それを事前に頭に入れておくべきである。

・ 洞窟…愛媛大学の道案内により、到着。山道で込み入っていて分かりにくいので、自力で行く時は
きちんと下調べをすべきである。
本洞は観光洞であり、湿った岩と池がある全長約300mの洞窟。道は至極単純明快。
洞内は観光洞特有の落書きなどがあり、不快であった。コウモリも数多く生息しており、寒さの所為か身を寄せ合って団子状態となっていた。いくら可愛くても、あんまり光を当てないように。
支洞は、洞口より約200メートル地点右手に小さな入り口がある。見つけにくいので、気を付けて。
そこへ入りしばらくホフク前進で進むと、チムニーを行う場所に出る。ホフクは地味に疲れる。
チムニーが終わると、またしてもホフク前進。それを3セット繰り返すと、瞬く間に最奥である。
(正確には奥には水が詰まっており、最奥は日によって異なるとのこと)
チムニー自体はホールドも多く、レベルはそこまで高くないが、最後のチムニーだけは上りにコツがいるので気合を入れること。今回副隊長は一発で上れたが、隊長は結局他大の方の力を借りた。悔しい。
洞内全体に細かな水流が流れており、若干滑りやすい。でも、寒い方が問題。
気温は大体7℃前後(この時期としてはまだ暖かい方らしい)。但し、体感温度はかなり低く、特に出洞時が凍えた。出洞後の防寒具は必須である。カイロがあるとなお良い。

・ 反省点…今回の反省点は、@事前準備の遅さ A準備不足 B気合不足 である。
         @については、他大との合同合宿ということもあり、やり方の差異から地図の入手が遅れ、結果山行届の提出が遅くなり、学生課・顧問・会長に多大な迷惑をかけた。
Aについては、予備ヘドランを完全に忘れており、きちんと最後まで準備出来なかった。
Bについては、隊長という立場にありながら完全に他大に依存する形となってしまっていた。
下調べも満足に行わず、移動・洞内探索・食事に至るまで他の大学の方々にお世話になっていた。合同合宿という形上、多少仕方ない部分もあるが、それを差し引いても甘えがあった。
@Aは、全てBが原因である。今後このようなことでは合宿に大いに支障をきたしてしまう事は明白なので、猛省し改善に努める。

・ 収穫…今回の収穫は、@四国の洞窟の開拓 A他大との情報交換 B隊長としての経験 である。
@については、距離的な面から中々行く機会のなかった四国の洞窟を地元の大学と共に潜れた事は貴重であったと思う。あまり大きな洞窟はないようだが、これを機に調べてみても良いだろう。
Aについては、他大の活動内容・やり方・装備・姿勢などを知ることが出来て良かった。他大の長所を取り入れて、これからの合宿の参考にしたい。また、他大の方の連絡先なども知ることが出来たので、機会があればまた合同合宿を行いたい。
Bについては、ごく個人的な収穫である。反省点ばかりだが、その反省を次の合宿に活かせるよう、鋭意努力する。

感想・まとめ

初隊長合宿は、本当に自己嫌悪の多いものになってしまいました。反省は山程ありますが、ここでは省略。
他大、特に甲南大学と愛媛大学の方々には大変お世話になりました。あと、京都産業大学の幹事さんにも。
    前日に羅漢穴の前に雪が降り、危うく洞窟を変更しなければならなくなるという事態があり焦りましたが、当日は生憎の曇り空&雨だったものの、何とか入ることが出来て一安心しました。良かった良かった。
寒さも、12月にしては暖かい方だったらしくロッジでは比較的心地よく過させて貰いました。
羅漢穴に行く際は、愛媛大に一言声をかけると良いと思います。この時期のテントはきっと辛いよ。
中四国の大学は結構盛んに交流を行っているらしく、今後機会があれば参加してみたいと思います。
最後に。仲川先輩、どうもご迷惑おかけ致しました。以後は態度を改めたいと思います。
 

探検会   田原 千愛

関西学院大学